「盗角妖伝」 廣嶋玲子

「盗角妖伝」 廣嶋玲子 岩崎書店(新・わくわく読み物コレクション6)
盗角妖伝 (新・わくわく読み物コレクション 6)/廣嶋 玲子

¥1,365
Amazon.co.jp

戦国時代、みよりのない少年源太は、さいころ賭博で日銭を稼いで暮らしている。
実は、源太のさいころは長年使われてつくも神となり、
このつくも神の乙音が源太が賭けに勝てるようにしてくれているのだ。
ところがある日、
その大事な乙音のさいころを妖しい術を使う女に盗られてしまった! 
乙音を取り返すべく女の足取りを追い始めた源太は、
同じく女を追う異形の少年と出会う。
少年は妖力の詰まった大事な角を女に盗られたのだという。
源太にはわからない女の「通った跡」がわかるというので、
少年と手を組むことにした源太だが、少年は態度が尊大な上、
湿気ですぐに弱ってなかなか先に進めず、二人はしょっちゅう衝突してばかり。
けれども、旅の途中でさまざまな敵に出会い、人に出会い、危険を共にするうちに、
少しずつお互いのことがわかっていく。
自分と乙音だけを頼りに乱世を生き抜いてきた源太も、
いつか他人を思いやり、信頼することを知り、妖術師の女に立ち向かっていく・・・。

小学校中学年向きの良質のファンタジーだと思います。
たくましく乱世を生き抜く孤児の源太、異形の少年朱丸、
朱丸の守り役の巣守(すもり)、勇ましいあさぎ姫、
カエルの侍女加琉(かる)、邪悪な妖術師の女あやめなど、
魅力的なキャラクターがくっきりと描かれていて楽しい。
ストーリーも「女を追い、乙音を取り返す」という一本にまとめられ、わかりやすい。
イラストがきれいなので、子どもたちも手に取るだろうし、読んで楽しめると思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 7

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

この記事へのコメント

かっちゃん
2018年01月25日 13:07
私はひろしまれいこさんのファンです。
特に好きなのは、魔女犬ボンボンシリーズです。
宮城県で講演会ひらいてください!絶対行きます。