不登校の親の会、先週9月11日に開きました。

令和2年度2学期の「ぷらっと親の会」を、
先週9月11日金曜日に、開催することができました。

参加者は、
・保護者10人、
(小学生保護者2人、中学1〜2年生保護者3人、
(中学3年生保護者2人、卒業生保護者3人)
・二中から、副校長先生と、スクールソーシャルワーカーの先生、
・世話人4人
の16人でした。

子どもを信じること - 田中 茂樹, 岡田 千晶
子どもを信じること - 田中 茂樹, 岡田 千晶
(画像は、「ぷらっと通信44号でご紹介した本です)

今年は、新型コロナの休校があって、
それが、不登校の子・不登校気味の子にとって、どうなんだろう?
とちょっと心配だったのですが、
再開された最初の2週間くらい、1クラスの半分ずつ分散登校していた時は、
不登校の子にとっては、クラスの人口密度が減って、ちょっと息がつきやすかったみたい。
その後、普通の登校になって、暑くなって、部活も始まって、
それまで頑張っていたけれど、力尽きて休みがちに、と聞きました。

そうだよね。学校の密度、息苦しいよね。
中学1年は1クラス20人以下、2〜3年は30人以下にしたら、
だいぶ違うんじゃないかしら? とか思いました。

不登校の子に多い、0か100かの感覚は、自己肯定感の低さから。
子どもの自己肯定感をいかに育むか。
不登校の子と、兄弟の扱いの問題。
親も時には好きなことをして、自分を労って!
などなど。
「ぷらっと」ではおなじみのお話がでました。

*以下は、以前ブログに書いた記事です。
 ご参考まで。(過去記事ですので、本は少し古いです)

・「不登校について」
 → https://marinonnette.at.webry.info/200712/article_5.html

・「子どもの不登校に直面する親に、経験者からおすすめの7冊」(2017年1月)
 → https://shimirubon.jp/columns/1677145

・「子どもが学校に行けない(行かない)時、親はどうすればいいの?」
 → https://marinonnette.at.webry.info/201906/article_3.html

・「不登校関連記事のまとめリンク」
 (2011年作成なので、古いです、すみません。後日情報を更新します)
 → https://marinonnette.at.webry.info/201107/article_3.html



2学期の会では、毎年、高校受験の話題がメインなのですが、
今年は、例年11月に立川高校で開かれる「都立合同学校説明会」が
都教委のHPでは「未定」になっていて、
10月すぎたら、詳細が発表になるのでは?ということでした。

「令和2年度進学情報カレンダー」
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/files/schedule/02singaku_cal.pdf


高校の学校説明会や見学会も、例年なら6月くらいから始まるところ、
今年は、コロナの影響で出足が遅いようです。

それでも、9月から続々とはじまっていて、
今年は、1回の定員を減らして分散、かつ、
事前にwebで申し込みが必要、というところが多いです。
9月の日程は、満員で申し込み締め切りました、というところもあります。
10月の申し込みは、9月中旬以降、となっている学校も見ました。

学校案内も、たいていweb上で見ることができるので、
気になっている学校は、まず、HPをみて学校案内を見る!
そして、学校説明かをweb予約!が今年は大事みたい。


例えば、
不登校の子に人気の都立稔ヶ丘高等学校(チャレンジスクール)の
学校説明会の申し込みは、明日9月14日からのようです。
http://www.minorigaoka-h.metro.tokyo.jp/site/tei/page_0000000_00018.html


その他の情報

◎東村山市講演会「不登校でも大丈夫~子どもは育ち直しの名人です~」
 10月4日(日曜)午後2時から午後4時(午後1時30分開場)
 東村山市市民センター2階 第一会議室  講師:広木克行氏 (要申し込み
  https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/kosodate/gakko/sodan/20190223hutoukou.html

◎小川西町公民館 地域支援講座 不登校・引きこもりを考える
 10/20〜12/1まで、火曜日全6回 10〜12時
  https://www.city.kodaira.tokyo.jp/event/084/084599.html



今年は「新型コロナ」で、
1学期は学校も休校になって、ぷらっとも開くことができませんでした。
夏休み前に2学期・3学期の日程を決めたものの、
実際に開催できるかは直前の社会情勢による、ということで、
準備をしながら世話人でハラハラしましたが、
お陰様で、無事に開催することができました。
参加して下さった皆さま、二中・市教委・公民館の方々、ありがとうございました。


< おまけ >
小平市内の「NPO法人ぶるーべりー愛犬ふぁみりー協会 」さんから、
何か協力できることがあれば、とお申し出いただき、
わんちゃんたちのDVDを預かって、興味のある方にお配りしました。
一緒におさんぽしたり、わんちゃんと触れ合ったり、させていただけるそうですよ!
 → http://www.bdfa.org

不登校の親の会、来週の金曜日(2020年9月11日)に開きます

コロナの影響で、1学期の活動が出来ませんでしたが、
2学期の会は、来週、下記のとおり開きます。

世間はコロナで大混乱。
家族も家に閉じこめられて、お互いにいろいろたまって爆発したり。
なし崩しに学校も世間も動き出したけど、不安は消えない毎日。
愚痴をこぼしに、知恵を探しに、「ぷらっと」おいでくださいね。


***************

ぷらっと親の会
(学校を休みがちな子のこれからについて考える親の会)

日時:9月11日(金) 14時〜16時
場所:小平市小川西町公民館 学習室1
   (いつものお部屋とは違います、ご注意ください!)

****************


学校を休みがちなお子さんがいらっしゃる方は、
二中の保護者に限らず、小学生保護者でも、中学卒業生保護者でも、
どなたでもご参加いただけます。
事前連絡は必要ありませんので、直接会場にお越し下さい。

公民館のお部屋の定員が決められています。
大きめのお部屋を確保しましたが、
万一、定員をオーバーした場合は、
参加をお断りすることもあるかもしれません。
悪しからず、ご了承ください。


時節柄、
ご参加の際にはマスクの着用、アルコール消毒にご協力をお願いいたします。
茶菓の用意は控え させていただきますので、お飲み物は各自ご用意下さい。
また、発熱・体調不良の方は、参加をご遠慮下さい。

感染状況によっては開催の中止も考えられます。
中止の場合は、二中 HP 内の「おしらせ」に 掲載いたしますので、
ご確認の上お出かけください。

なお、3学期の「ぷらっと親の会」は、
1月16日(土)14時〜16時、 小川西町公民館を予定しております。



ぷらっと親の会の開催をご案内する「ぷらっと通信」で、
「お薦めの本」をご紹介しています。
今回のおすすめはこちら。

子どもを信じること - 田中 茂樹, 岡田 千晶
子どもを信じること - 田中 茂樹, 岡田 千晶

『子どもを信じること』
田中茂樹著 さいはて社 2011年

表紙がイマイチで読んでなかったのですが、
友だちに紹介さ れて読んだら、とても良かったです。
わたしが「ぷらっと親 の会」でお伝えしたいことが、たくさん載ってました!
まず、 「はじめに」と「この本の目的と構成」を読んでください。
それから、順番に読んでもいいし、
目次を見て、気になると ころを先に読んでもいいです。
きっと困っていることの解決 のヒントが見つかると思います。

7月の「こだはぐ」は、オンラインです!

東京都の新型コロナ対策が、
「最高レベルの4」になったそうですが、
こだはぐカフェは、今月オンライン開催です!

おうちから、zoomで参加できますので、
どうぞお気軽に、参加してくださいね!


赤ちゃん・お子さん向けには、紙芝居とわらべうた。
ママさん向けには、セルフリンパケア。

詳しいお知らせ&申し込み方法は、以下をごらんください!

7/21(火)「オンライン☆こだはぐカフェ」のお知らせ
 → https://ameblo.jp/koda-hug/entry-12603486637.html


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(27)「ベントリー・ビーバーのものがたり」:赤木かん子の「親子で読もう!今どきの絵本のおすすめコーナー」

今日の絵本は、
「ベントリー・ビーバーのものがたり」
(シャーマット作 ホーバン絵  のら書店  1993年)


ベントリー・ビーバーのものがたり - マージョリー・W. シャーマット, リリアン ホーバン, Marjorie Weinman Sharmat, Lillian Hoban, 掛川 恭子
ベントリー・ビーバーのものがたり - マージョリー・W. シャーマット, リリアン ホーバン, Marjorie Weinman Sharmat, Lillian Hoban, 掛川 恭子

幼年文学の形をしていますので、
音読してやっても30分くらいで読めるでしょう。

絵が地味なので、ほとんど有名にならなかった一冊ですが、
天才でもヒーローでもない、気立てのいいベントリー、という男の子が
ずっと好きだった幼なじみと結婚して一生懸命働き子どもを育て、
幸福に亡くなるまで、を描いた、
人生こうでなくちゃ!を絵に描いたような話で、
これが子どもに向かって書いた本?なのですが、

確かにこれは子どもに向かって書いた本、ではなく、
児童文学の手法をフルに活用して書いた本、でしょう。
大人の文学で書いたら、
とてもこうはシンプルに、真髄だけがまっすぐ伝わってくるようには書けないでしょうから。

そういうわけで、
リアルタイムの時代の子どもたちには、???だったと思われますが、
いまなら、いい話だねぇ、お母さん、としみじみする
5歳の男の子がいてもおかしくないなぁ、と思います。
それがいいか悪いかは別にして……。

欧米は、幼年文学でこういうことがいえる、と発見して突き進んだ結果、
一部、子どもにはわからない珠玉の幼年文学、というものを作り出してしまい、
そうして子どもにわかる幼年文学はいまの子どもには幼稚になりすぎてしまい、
結局のところ幼年文学自体が消滅しかかってしまったのですが、
今なら!
そういうなかに音読してやれば使える本がたくさんあるのです。
子どもにも、そうして子ども関係なく、こっそり読む大人にも。



「こぐまくん」の豊かな時間

師匠の赤木かん子さんから、
「おすすめ絵本」の原稿が送られて来たので、
記事をアップしながら、
師匠が書いていることに、ふむふむと共感。

「そうしてこぐまくんは、
 自分が大きくなったことを知り、考え、受け入れ、」

ってあるんだけど、この
「知り、考え、受け入れ」るプロセスと時間が
ほんとに大事だよな、と思いました。


(26)「ちいさなこぐまのちいさなボート」:赤木かん子の「親子で読もう!今どきの絵本のおすすめコーナー」
 → https://marinonnette.at.webry.info/202006/article_3.html?1591680627


この絵本の主人公の「くまくん」は、
自分でボートを作って、それを湖に浮かべて、
一人で工夫して、いろんなことをやって、感じて、味わって、
すごく豊かな濃密な時間をすごしているのね。

自分の時間を、精いっぱい生きているから、
自分の成長を「知り、考え、受け入れ」ることができて、
その上、自分より小さいクマの子に、ボートをゆずってあげることができるんじゃないかな、
と思いました。


ひるがえって、今の子どもたちはどうかな?
「知り、考え、受け入れ」る時間はあるのかな?

自分が子育てしていた頃を考えたら、
「はやく」「さっさと」「ちゃんと」と、子どもを追い立ててた。
普段の生活を回すために、必死だった。

でも、子どもの成長に必要なのは、
自分で試行錯誤して、
「知り、考え、受け入れ」る経験かもしれない。

親がするべきなのは、
子どもの試行錯誤を見守り、
子どもが自分で自分の答えを見つけるのを待つことなのかもしれない。


‥‥なんてことを、
かん子さんの原稿読みながら思いました。


ちいさなこぐまのちいさなボート (はじめてブックシリーズ) - イヴ バンティング, ナンシー カーペンター, Eve Bunting, Nancy Carpenter, ちば しげき
ちいさなこぐまのちいさなボート (はじめてブックシリーズ) - イヴ バンティング, ナンシー カーペンター, Eve Bunting, Nancy Carpenter, ちば しげき

(26)「ちいさなこぐまのちいさなボート」:赤木かん子の「親子で読もう!今どきの絵本のおすすめコーナー」

今日の絵本は、
「ちいさなこぐまのちいさなボート」
(バンディング作 ペンター絵 主婦の友社  2005年)


ちいさなこぐまのちいさなボート (はじめてブックシリーズ) - イヴ バンティング, ナンシー カーペンター, Eve Bunting, Nancy Carpenter, ちば しげき
ちいさなこぐまのちいさなボート (はじめてブックシリーズ) - イヴ バンティング, ナンシー カーペンター, Eve Bunting, Nancy Carpenter, ちば しげき

4、5歳くらいの男の子を主人公に、
その子が大きくなったことを悟る瞬間を描いた絵本て、結構あります。

不思議なことに
女の子を主人公にこのテーマの本はほとんど見たことがないのですが。
女の子は年齢が違うのかな。

大好きだったボートに、今年乗ろうとしたら小さい……。
大好きだったズボンをはこうとしたら小さい……。

そのことから自分が大きくなったことを知る話なので、
同じようなことを感じた男の子がいたら
読んでやって欲しい本です。

感情はありますが、それをどういっていいかわからないとき、
本は役に立ちます。
そうそうそうそう、これなんだよ!
です。

そうしてこぐまくんは、
自分が大きくなったことを知り、考え、受け入れ、
自分のボートをまだ役に立つ小さい子に譲ります。

成長の瞬間をきれいに暖かく切り取った、
子どものいない大人にもいろいろ考え深い一冊です。

地味ですがいい本です。




(25)「ちいさなつきがらす」:赤木かん子の「親子で読もう!今どきの絵本のおすすめコーナー」

今日の絵本は、
「ちいさなつきがらす」
(マーカス・フィスター作  講談社 2010年)


ちいさな つきがらす (講談社の翻訳絵本) - マーカス・フィスター, 谷川 俊太郎
ちいさな つきがらす (講談社の翻訳絵本) - マーカス・フィスター, 谷川 俊太郎

これはいじめの、しかもいじめたがわからのお話です。

若いからすを妬んだ年寄りがらすが、
月にいってこい、という無理難題を言いつけたのですが、
素直で真面目な若いからすは
一生懸命言われた通り飛んで飛んで飛んで……
とうとう力尽きて堕ちてくるのです。

年寄りがらすがどんなに後悔したことか……。
でもいってしまったセリフ、
やってしまった行為は消えない……。

この本物の話を素晴らしく力のある絵が引き締めていて、
これは絵本でしかできない表現です。
いまの一年生なら……。
息を呑んで聞いてくれるでしょう。