「タイム・ダッシュ 1」 藤崎あゆな 岩崎書店 2007年
岩崎書店の「物語の大航海 YA!フロンティア」シリーズの1冊。
タイム★ダッシュ 1 (1) (YA!フロンティア)
画像がなくて、ちょっと寂しいです。
以前この作者さんの「ムーンライト・ワンダーランド」(ジャイブ・カラフル文庫)
というオオカミ少年の話を読んで面白かったのですが、
今回はトレジャー・ハンター、しかも23世紀=未来から来た少年の話です。
あー、でも、主人公が明るく脳天気で、あまり深く考えないタイプ、
というのは、オオカミ少年と共通かも。(^^)
オオカミ少年の話でも思ったのですが、マンガ的・・というよりは、
アニメを見ているみたいに楽しいストーリーです。
登場人物のキャラが立っていて、テンポが良くて、
現実的に考えると「?」なところも、
23世紀から来た未来人、という設定でクリア。
どこかお人よしの主人公のセイジュくんより、むしろ、
ライバル(というか悪役?)のルルカちゃんのほうが、
ぐいぐいストーリーを引っ張って大活躍。
あっという間に、読んじゃいました♪
作者の藤崎あゆなさんは、
アニメのシナリオライターもなさってるんですね。
納得!のストーリー展開のうまさ。
小学校4~5年から読める、ラノベのジュニア版、という感じです。
それにしても、この「YA!フロンティア」というシリーズ、
結構出ているんですね。
令丈ヒロ子さんの「S力人情商店街」と
越水利江子さんの「霊少女清花」は読みましたが、あとは未読です~。
紹介を読むと、超能力、霊、つくも神、鬼、幽霊、未来人などなど、
不思議系というか、オカルト系というか、スピリチュアル系というか、
そういう話が多いみたいですが、これって、どうなんでしょう?
子どもは読みたがるのかな? まあ、お化けとか妖怪とか好きですもんね。
現実では「あり得ない」話だから、お話で楽しみたいというのならいいけど、
どこか現実とお話の境目があいまいになって、
超能力や魔法で安易に問題解決することを期待するようなのは、困るなあ。
どんなに辛くても面倒でも、自力でなんとかしなくちゃいけないのが現実だから。
そんなの当然わかってるでしょ、と、ちょっと前までは言えたんですが、
でも、最近の子どもが本当のところどうなのか、もう全くわかりません。
今の子どもたちは、
生まれた時からテレビとゲームが当たり前の環境で育ち、
携帯電話やパソコン楽々とを使いこなす一方で、
親の世代に比べると、
自分の体と五感を使った実体験がとても乏しいと思います。
(それは、子どもたちの責任では全くありませんが。)
「自分の体験」という「ものさし」が弱い子どもたちが、
大人がファンタジーを楽しむ感覚より、もっとリアルに
そして無邪気に「あり得ないこと」を信じているとしたら、
それはちょっと怖いなあと思います。
タイム★ダッシュ 1 (1) (YA!フロンティア)
画像がなくて、ちょっと寂しいです。
以前この作者さんの「ムーンライト・ワンダーランド」(ジャイブ・カラフル文庫)
というオオカミ少年の話を読んで面白かったのですが、
今回はトレジャー・ハンター、しかも23世紀=未来から来た少年の話です。
あー、でも、主人公が明るく脳天気で、あまり深く考えないタイプ、
というのは、オオカミ少年と共通かも。(^^)
オオカミ少年の話でも思ったのですが、マンガ的・・というよりは、
アニメを見ているみたいに楽しいストーリーです。
登場人物のキャラが立っていて、テンポが良くて、
現実的に考えると「?」なところも、
23世紀から来た未来人、という設定でクリア。
どこかお人よしの主人公のセイジュくんより、むしろ、
ライバル(というか悪役?)のルルカちゃんのほうが、
ぐいぐいストーリーを引っ張って大活躍。
あっという間に、読んじゃいました♪
作者の藤崎あゆなさんは、
アニメのシナリオライターもなさってるんですね。
納得!のストーリー展開のうまさ。
小学校4~5年から読める、ラノベのジュニア版、という感じです。
それにしても、この「YA!フロンティア」というシリーズ、
結構出ているんですね。
令丈ヒロ子さんの「S力人情商店街」と
越水利江子さんの「霊少女清花」は読みましたが、あとは未読です~。
紹介を読むと、超能力、霊、つくも神、鬼、幽霊、未来人などなど、
不思議系というか、オカルト系というか、スピリチュアル系というか、
そういう話が多いみたいですが、これって、どうなんでしょう?
子どもは読みたがるのかな? まあ、お化けとか妖怪とか好きですもんね。
現実では「あり得ない」話だから、お話で楽しみたいというのならいいけど、
どこか現実とお話の境目があいまいになって、
超能力や魔法で安易に問題解決することを期待するようなのは、困るなあ。
どんなに辛くても面倒でも、自力でなんとかしなくちゃいけないのが現実だから。
そんなの当然わかってるでしょ、と、ちょっと前までは言えたんですが、
でも、最近の子どもが本当のところどうなのか、もう全くわかりません。
今の子どもたちは、
生まれた時からテレビとゲームが当たり前の環境で育ち、
携帯電話やパソコン楽々とを使いこなす一方で、
親の世代に比べると、
自分の体と五感を使った実体験がとても乏しいと思います。
(それは、子どもたちの責任では全くありませんが。)
「自分の体験」という「ものさし」が弱い子どもたちが、
大人がファンタジーを楽しむ感覚より、もっとリアルに
そして無邪気に「あり得ないこと」を信じているとしたら、
それはちょっと怖いなあと思います。
"「タイム・ダッシュ 1」 藤崎あゆな 岩崎書店 2007年" へのコメントを書く