清水眞砂子先生、講演会
今日ははるばる渋谷のウィメンズプラザまででかけました。
「ゲド戦記」の訳者として有名な清水眞砂子先生の講演を聞くためです。
清水先生のお話は、実は13,4年前に一度聞く機会がありました。
その時、(もう記憶がかなりあいまいですが)
実際に子どもの周りにいる大人たちは、
普通に優しかったり狡かったり弱かったりする普通の人たちだけど、
本の中では、とてつもなく邪悪な人や、勇敢な人、賢い人にも出会える、
というお話が印象に残りました。
先日、岩波ブックレット『「ゲド戦記」の世界』を読んだ時は、
清水先生の翻訳で「ケド」を読めた幸せについて、
夫としみじみ語りあいました。
朝日新聞に載ったフィリパ・ピアスさんの訃報の記事にあった、
「時間とは流れるものと思っていたのに、
彼女の作品を読み、降り積もるものと知った」
という清水先生の言葉も、とても心に残りました。
今回はまず、南アメリカの民話を翻訳されたときのお話しがありました。
それまで「独立」という言葉は漠然と「良いこと」とにとらえていたけれど、
南アメリカ先住民のことを勉強するうちに、
「それは誰にとって良いことなのか?」ということを考えることの大切さや、
学校の授業で教わったことを常に検証し続けていくことの大切さを知った、
と話され、とても大事なことを教えていただいたと思いました。
ゲド戦記を訳されることになって、最初の2年は翻訳ではなく、
それに必要な勉強(文化人類学など)をしていた、と聞いて驚きました。
また、1日8時間は机に向かってらしたこと、
けれども原稿はせいぜい1日に2時間分くらいしか進まず、
残りの6時間は、調べものと言葉捜しに費やした、というお話しにまたびっくり!
作品に対する誠実さ、言葉に対する厳密さ、本当に感服します。
ル・グイン女史のエピソードから伺い知る女史のお人柄はもちろん、
それを話される時の清水先生のご様子から、
長年の女史との友情が感じられ、とても心が温かくなりました。
そう言えば、
先生はほとんど「ルギン」と聞こえるような発音をされていました。
これまでわたしは「ルグイン」と発音していたので、「へーそうなんだ!」でした。
岩波ブックレットに書かれていたお話しなどもありましたが、
先生から直接お聞きする機会を得られて、本当にラッキーでした。
ラッキーと言えば、
実は主催の「こどもの本WAVE」 に以前お世話になった作家の先生がいらっしゃって、
その先生のご好意で、 講演前の控室にいらっしゃる清水先生を訪ね、
握手をしていただき、ご著書にサインをいただきました。
その上、なんと、厚かましくも自著を先生にお渡ししてしまいました!
突然のぶしつけなお願いにもかかわらず、 笑顔で快く受け取ってくださった清水先生、
本当にありがとうございました。
家に帰って「ほらほら~」と娘たちにサインを見せたら、 長女がじっと見て一言。
「まあ、キレーな字! 母ちゃん、やっぱりユーキャ○したら?」
・・・・そう、悪筆なんです、わたし。すみません。
「ゲド戦記」の訳者として有名な清水眞砂子先生の講演を聞くためです。
ル=グウィン作 / 清水 真砂子訳
岩波書店 (2000.7)
通常24時間以内に発送します。
岩波書店 (2000.7)
通常24時間以内に発送します。
清水先生のお話は、実は13,4年前に一度聞く機会がありました。
その時、(もう記憶がかなりあいまいですが)
実際に子どもの周りにいる大人たちは、
普通に優しかったり狡かったり弱かったりする普通の人たちだけど、
本の中では、とてつもなく邪悪な人や、勇敢な人、賢い人にも出会える、
というお話が印象に残りました。
先日、岩波ブックレット『「ゲド戦記」の世界』を読んだ時は、
清水先生の翻訳で「ケド」を読めた幸せについて、
夫としみじみ語りあいました。
朝日新聞に載ったフィリパ・ピアスさんの訃報の記事にあった、
「時間とは流れるものと思っていたのに、
彼女の作品を読み、降り積もるものと知った」
という清水先生の言葉も、とても心に残りました。
今回はまず、南アメリカの民話を翻訳されたときのお話しがありました。
それまで「独立」という言葉は漠然と「良いこと」とにとらえていたけれど、
南アメリカ先住民のことを勉強するうちに、
「それは誰にとって良いことなのか?」ということを考えることの大切さや、
学校の授業で教わったことを常に検証し続けていくことの大切さを知った、
と話され、とても大事なことを教えていただいたと思いました。
ゲド戦記を訳されることになって、最初の2年は翻訳ではなく、
それに必要な勉強(文化人類学など)をしていた、と聞いて驚きました。
また、1日8時間は机に向かってらしたこと、
けれども原稿はせいぜい1日に2時間分くらいしか進まず、
残りの6時間は、調べものと言葉捜しに費やした、というお話しにまたびっくり!
作品に対する誠実さ、言葉に対する厳密さ、本当に感服します。
ル・グイン女史のエピソードから伺い知る女史のお人柄はもちろん、
それを話される時の清水先生のご様子から、
長年の女史との友情が感じられ、とても心が温かくなりました。
そう言えば、
先生はほとんど「ルギン」と聞こえるような発音をされていました。
これまでわたしは「ルグイン」と発音していたので、「へーそうなんだ!」でした。
岩波ブックレットに書かれていたお話しなどもありましたが、
先生から直接お聞きする機会を得られて、本当にラッキーでした。
ラッキーと言えば、
実は主催の「こどもの本WAVE」 に以前お世話になった作家の先生がいらっしゃって、
その先生のご好意で、 講演前の控室にいらっしゃる清水先生を訪ね、
握手をしていただき、ご著書にサインをいただきました。
その上、なんと、厚かましくも自著を先生にお渡ししてしまいました!
突然のぶしつけなお願いにもかかわらず、 笑顔で快く受け取ってくださった清水先生、
本当にありがとうございました。
家に帰って「ほらほら~」と娘たちにサインを見せたら、 長女がじっと見て一言。
「まあ、キレーな字! 母ちゃん、やっぱりユーキャ○したら?」
・・・・そう、悪筆なんです、わたし。すみません。


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