9月の「絵本と育ばな、ちょこっとわらべうた」は、6日(金)です!

こんにちは!

暑かった8月もやっとおわり。明日から9月ですね。


9月の「絵本と育ばな、ちょこっとわらべうた」は

6日(金)10:30〜12:00

子育てサポートきららさんの事務所です!


(小平駅のルネこだいら近くです。



時間中は、出入り自由です。

赤ちゃんのご機嫌に合わせて、どうぞ!


絵本をご紹介したり、

わらべうたで遊んだり、

夏のエピソードをおしゃべりしたり、

楽しくゆったり過ごしましょ♪


お待ちしてます!(⌒∇⌒)


この絵本は、「きらら通信9月号」でご紹介した絵本です


「どうしたらいいかわからない君のための 人生の歩きかた図鑑」石井光太著 日本実業出版社 2019年

これまでも、親向けのガイド本はあったんですが、
子どもが読めるガイド本は、画期的だと思います。

どうしたらいいかわからない君のための 人生の歩きかた図鑑
どうしたらいいかわからない君のための 人生の歩きかた図鑑

取り上げられるのは、以下の5つの悩み。

不登校、ひきこもり、発達障害などの「学校のなやみ」
虐待やDV、親の離婚などの「家庭のなやみ」
LGBT、摂食障害、妊娠などの「体のなやみ」
貧困、非行などの「お金がないなやみ」
それらが原因で将来が思い描けない「進路のなやみ」

不登校や発達障害は、親が相談先を探してくれるかもしれないけれど、
虐待や家庭内暴力、LGBTQや妊娠、貧困などは、
親には言えなかったり、言っても親に余裕がなかったりして、
子ども本人が、一人で問題を抱えている場合を想定した本。

だから、「困っている君」にむけて、
語りかけるように、書いてある。

「君」と一緒に君の未来を真剣に考えてくれる大人
「君」を全力でサポートしてくれる大人がいるから、
ここに連絡してごらん!

こんな風にこまっていた「○○君」は、
勇気を出してこんなふうに相談して、
そこでは、こんな人たちがこんなサポートをしてくれて、
そして、こんなふうに問題が解決したり、未来につながったりしたよ!
という、具体例が書かれているのが、とてもいいと思う。

大人が読むと、
本当に、そんなにうまくいくのだろうか?
本当に、そんなに子どものことを考えてくれる大人がいるんだろうか?
とちょっと疑いたくなるが、
この本を作った人、関わった人たちは、本気だ!

もちろん、この本が必要ないほうがいいんだけど、
世の中、きれい事だけじゃすまない時もある。
なにしろ、子どもの貧困率は14%弱。
17歳以下の子どもの7人に1人が経済的に困難な状況にあるという。

親や身近な大人が頼りになればいいけど、そうとは限らない。
そんな時、この本は、きっと味方になってくれる!

だから、学校図書館・公共図書館にぜひ、置いてください!
司書さんは一読して、必要な子に、必要な情報をあげてください!
人と情報(本や知識)を「つなげる」ことが、司書の仕事だと思います。


ちなみに、大人向けのガイド本は、少し古いですが、
「三訂版 教師・親のための子ども相談機関利用ガイド」
  小林正幸編 ぎょうせい 2012年
があります。そろそろ新しい版がでるといいのになあ。

三訂版もうひとりで悩まないで!教師・親のための子ども相談機関利用ガイド
三訂版もうひとりで悩まないで!教師・親のための子ども相談機関利用ガイド

絵本「うずらかあさんと たまご」島野雫さく・え 教育画劇 2018年

めちゃくちゃ素敵な絵本を見つけました!

「うずらかあさんと たまご」島野雫さく・え 教育画劇 2018年


絵が、とってもとっても素敵!
精緻な細密画のようで、
動物たちが、すっごくリアル!
うずらと、ヘビとカラスとオオカミが登場します。

うずらかあさんとたまご
うずらかあさんとたまご

この動物たちが、
少し昔のロシア風のコスチュームなの!
それがとても似合っていて、素敵!

リアルに描かれている動物たちが、
リアルなのに、人間臭くなって、すごく表情豊かになる。

ちいさい「うずらかあさん」は、
最初、ヘビやカラスやオオカミを警戒してたんだけど、
実は、いい人(動物)とわかって、
最後は、なくした卵も見つかって、めでたしめでたし♡

最後のページの、卵をかかえる「うずらかあさん」の表情が
本当に満足そうで、幸せそうで、かわいい♡

うちのオカメインコのスモちゃんも、こんな顔するよね〜、と
世の「鳥スキーさん」たちは、きっと大満足することでしょう!

動物たちもかわいいんだけど、
野の草花がとても素敵。
お話を楽しんだ後は、じっくりページを眺めて、草花を愛でよう!

2019年7月27日開催「ぷらっと親の会」の様子

ご報告が遅くなりました〜、ごめんなさい(^^;)
先月、2019年7月27日土曜日夜に、
令和元年度1学期の不登校の親の会
「学校をやすみがちな子のこれからについて考える親の会(略称:ぷらっと親の会)」を
開きました.

いつもは、平日の午後にやっているのですが、
働くお母さんも増えたことだし、
「夜」にやってみようか、
高校の体験授業や文化祭の前にできるよう7月末がいいかも、と、
試験的に今回は、夏休みに入ってすぐの土曜日夜に行いました。


中学3年の保護者4人、中学3年の保護者2人、
高校生の保護者1人、卒業生の保護者1人、
昨年は不登校で高校に進学したお子さんの保護者3人、
夜にも関わらず、二中の校長先生も来てくださり、
それから世話人が4人、のえーと、16人? の参加でした。

土曜日の夜にしたので、
「現在不登校」の保護者は、初参加の方ばかりでした。

去年まで「不登校児」の保護者だった方が、3人来てくださり、
どんな時期にどんな高校を見学に行き、
複数の候補の中から、何を決め手に志望校を決めたのか、
どんなふうに準備をして、受験にのぞんだのか、
今は、どんなふうに高校生活を送っているか、など、
具体的に「うちの場合は」を話してくださいました。

中学生の保護者にとっては、とても参考になったと思います。
皆さん、最初はかたい表情だったのが、
会が終わる頃には少し和らいで、笑顔も見えるようになったのが、印象的でした。

不登校は一人ひとり違うのですが、
経験者が試行錯誤した経験は、
とても参考になります。

皆さん、悩みながら、でも一歩一歩前進したり後退したりして、
子も親も、少しずつ成長して、受験・卒業、
そして新しいステージに進んで行くんですよね。

〜・〜・〜・〜・〜

令和元年度の都立高校合同説明会は、以下の日程で開かれるようです。
定時制高校の相談会などもありますから、
親だけでも朝から出かけることをおすすめします。
3年生の保護者はもちろん、2年生の保護者もぜひ!
多摩地区なら、立川高校ですね。

10月27日(日)晴海総合高校
11月3日(日)立川高校
11月10日(日)新宿高校

9月からは、都立高校の文化祭が続々と開かれます。
気になる学校には、親子ででかけてみてください。
情報は、都の教育委員会のHP、または、各学校のHPに詳しく出ています。

高校は、本当に雰囲気がそれぞれ全然違います!
本人が行ってみて、
「ここはなんか違う」「ここは居心地がいい」
「なんか先輩が怖い」「家から遠くて通うのが心配」など
いろいろ感じるのが、まず、第一歩かな、と思います。

文化祭はお祭りなので、学校に入りやすいです。
学校見学や、体験授業など、いろいろあるので、HPを見てみてください。
それ以外にも、個別に見学に対応してくれるところもあるので、
とりあえず、電話してみるのも手です。

うちの子は、中学3年の秋、
家から通える範囲にある定時制高校に、
直接電話して見学をお願いしました。
1校は、定期試験中なので対応できない、と断られ、
2校は、どうぞと快く受け入れていただき、見学に行きました。

1校は、家から電車で20分+徒歩15分。
立て替えて3年目のピカピカ校舎でしたが、
本人は「新しすぎて落ち着かない」という感想。

もう1校は、家から電車で30分+徒歩5分。
近々立て替え予定で、廊下がギシギシ鳴る古〜い校舎。
本人はそこが気に入り、「ここを受験する!」と言い、
その後入学し、卒業しました。


〜・〜・〜・〜・〜


次回の「ぷらっと親の会」は、2学期に開きます。
10月25日(金) 小平市小川西町公民館  14:00〜16:00 

学校を休みがちなお子さんをお持ちの保護者の方は、
小・中・卒業生、市内・外を問わず、
どなたでもご参加いただけます。
申し込みは必要ありませんので、
どうぞ、「ぷらっと」お越しくださいね!

以下は、「ぷらっと通信41号」でご紹介した本です。

“育つ"こと“育てる"こと 子どものこころに寄り添って (いのちのことば社) (Forest Books)
“育つ"こと“育てる"こと 子どものこころに寄り添って (いのちのことば社) (Forest Books)







竹本駒之助師匠♡素敵!

女流義太夫を聞いてきました。
駒之助さんの人情溢れる語り。聞き惚れてしまう✨

今日は、ライブハウスでの公演で、
とっても席が近くて、ますます良かった💕
演目は、「艶容女舞衣・酒屋の段」。

終わった後、
三味線の鶴澤津賀花さんがマイクを持ってご挨拶された。
演奏してる時は、割とカチッとしたお顔で
少し怖い方なのかと思ってたんだけど、
演奏終わって話し始めると、印象がぐっと若くなって、
お声も柔らかくて、とても素敵でした。

その後、駒之助師匠が、
「途中、飛ばしてしまいました」とカミングアウト。
「大事なところなのに、なんでとばしてしまったのか」と、
とても恥ずかしそうに、おっしゃって、
人間国宝の偉い方なのに、なんてチャーミング💕
ますますファンになってしまいました!

(そう言えば、三味線が全く違和感なかったから、
最初から「短縮ヴァージョンの公演なんだろう」と思っていたけど、
津賀花さん、その場で合わせてたのね)

あー、素敵でした💕

ストーリーはなんつーか、
現代の感覚では理解できない感じなんですけど、
駒之助師匠に語られると、心が揺さぶられるのは、何故だろう?
聞くたびに、不思議。

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「かあさんの いす」ウィリアムズ作 あかね書房 1984年

先日、市内の民間学童で、絵本を読ませていただきました。
14人の子どもたちの半分以上は1年生。
何がいいかなぁ、と迷いながら持っていった本は、
結局全部読んで、おおむね好評でした。

「それ、知ってる!」
「ヨシタケシンスケの絵本、もっとないの?」
「パンダ銭湯だ!」
「それ、保育園で読んでもらった」
「こっちが好き」
などなど、まあ、反応のにぎやかなこと!
ヨシタケシンスケと、tuperatuperaは、やはり人気です。

でも、このお客さまたちは、
少し古い絵本も、結構長いお話しも、
はじまったら、静かに聞いてくれました。
お陰様で、わたし自身もすごく楽しい時間でした。

その中で、一冊、ちょっと古いし、読むところが多いんだけど、
さて、聞いてくれるかな? と思いながら、持っていった絵本が、
「かあさんの いす」です。

赤木かん子さんに教えてもらったリストの中にあった本で、
子どもはどんな反応するんだろう、とちょっと実験の気分。

そしたら、まあ、最初から最後まで、だれることなく、
しーんと食い入るように聞いてくれました。
年齢差もあるのに、一人もよそ見をしません。
最後の絵をゆっくり見せて、
(おばあちゃんと母さんとわたしが三人で、
 ばらのもようの椅子にすわっている絵)
絵本を閉じると、
ほ〜っと、安心したように息を吐いて、
子どもの心が現実に戻ってきました。

読んでいたわたしが、すごい!と感動しました。

ヨシタケシンスケの絵本では、こんなことはおこりません。
ヨシタケさんも、tuperatuperaさんも、
とっても面白くて、子どもは大好きなんですけどね。

不思議な魅力だなぁ、と思いました。

特別な力を持ったヒーローや、魔法が使える魔女や、
お化けや妖怪が出てこなくても、
すごいお金持ちや、スーパースターが出てこなくても、

いやむしろ、そういう現実ばなれしたことに惑わされず、
普通の人の日常におこる、災難と幸福を、
子どもの「わたし」の一人称で、感情を昂ぶらせることなく、
でも、生き生きと語る、文章と絵の魅力。

ああ、そうなのか、
こういう物語を、この子たちは欲しているのか、と
ぞくぞくと「肌で感じる」体験をさせてもらいました。

この絵本を教えてくれた師匠に感謝です!


かあさんのいす (あかねせかいの本 (8))
かあさんのいす (あかねせかいの本 (8))

〜・〜・〜・〜・〜

赤木かん子さんの「文学の系譜」次回のテーマは「絵本」です。
「かあさんの いす」にも触れられるかもしれません。

赤木かん子さんの講座
9月8日 10:00〜12:00 文学の系譜「絵本」
     14:00〜16:00 自然科学の本の使い方
場所:西国立放課後デイサービスかりゆーし
  地図 → https://yuimaru-maru.com/教室紹介/
受講料:午前午後通しで5000円
   (午前だけ、午後だけだと2800円?だったかな)

*通しでいらっしゃる方は、お昼を持参してください。
 かりゆーしの周辺は住宅地なので、お店はありません。
 一番近いコンビニは、徒歩5分くらい? なので、そこでも買えます。