「架カル空ノ音」吟 鳥子

少し前のことだけど、
「なんか面白いマンガない~?」と友達に聞いて、
教えてもらった吟鳥子さん。
どれどれ、と短編を購入。

「鎖衣カドルト」は、うーん、なかなか面白いことをしているけど、
いかんせんやりたいことが難しくて、手に余ってるというか、
こういうの好きなんだけど、うーん。という感じ。

「一人の王にさしあげる玩具」は、
やっぱりあふれるイメージを持て余してる感じのする作品もあったが、
一番最後の二人の傭兵の話はとても気に入った。

で、教えてくれた友達が、「これはいいよ」と貸してくれたのが、
「架カル空ノ音」1~3。
友達は、3巻の帯の「三浦しをん氏絶賛」にひかれて買ったらしい。

「架カル空ノ音」1~3 吟 鳥子 エンターブレイン(B’s LOG Comics)
架カル空ノ音 3 (B’s LOG Comics)


いや、ひさびさに面白いSFを読んだ!という感じ。
凛々しく美しい絵が、内容にすごく合っていて、
マンガで上質のSFを読める喜びを堪能しました。

長らく、萩尾望都と佐藤史生のSFマンガを愛好し、
特に、佐藤史生の「ワン・ゼロ」が大好きです。
でも、最近では「SF」という言葉も死語になりかけ?
みたいな感じで、寂しく思っていたんですが、
こ~んな有望な後継者がいたなんて!! すっごく嬉しい!

帯で三浦しをんさんは「ファンタジー」と書いているけど、
(SFのFはファンタジーのFという説もあるにはあるけど)
中学時代どっぷりSFにつかってた往年のSFファンとしては、
やはり「これはSFなのよ~!!」と主張したいですね。 ← どうでもいけど。

すごく面白くて、じゅーぶん楽しかったんだけど、
欲を言えば、
「鳥人」たちのネーミングや風俗が、
ネイティブ・アメリカンを参考にしている。。。というか、
そのまま借りてきているあたりがちょい残念。かな。
いや、それでもすごく雰囲気いいんだけどさ。

とにかく、次巻も、期待「大」です! 


鎖衣カドルト (WINGS COMICS)


一人の王にさしあげる玩具 (WINGS COMICS)







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この記事へのコメント

ぎゃろっぷ
2008年10月03日 12:02
 こんにちは!初コメントです。
えっ、これってSFだったんですか?薦めておいてよくわかっていなかった私です。SFとファンタジーの違いをあまり深く考えず、楽しんでよめればいいやって思ってたので・・・。今度ご講義くださいませ。
 それにしても、吟鳥子さん、今後が楽しみですね。私も短編はもう一息、という感じだったので、のびのび描けてる長編でがんばってほしいなと思いました。
 それから帯のこと。架カル空ノ音の一巻の帯の推薦者が今市子さん。帯つながりで読んでみたら、これが良かった!帯って好みの作品を探すのにいい情報だよね!
 最近は図書館の本にも帯が残してあるしね。これからはもっと帯をチェックしてみよっと。
2008年10月04日 21:25
ぎゃろっぷ様、ようこそいらっしゃいませ~♪
SFとファンタジーの違いは、わはは、わたしも適当です。
6~70年代のSFが人気だった頃は、今ならファンタジーやサイコホラーと言われるような作品も「SF」と言われていたし、最近ファンタジーが人気になったら、以前SFと言われた作品に「ファンタジー」の帯をつけて売ったり、という具合で、業界も適当なので、「面白ければいいや~」というのは正解だと思います。

長女に「短編の時は詰め込めすぎって感じだったけど、長編のほうがいいよね」と言ったら、「きっとこの人は最初から長編書きだったんだよ。長編のアイデアを短編に書いてたから、説明不足だったんじゃない?」と言われて、なるほど、そうかもな~と思いました。

ところで、「ぎゃろっぷ」というお名前、あれれ、馬に乗るのは強かったんじゃなかったっけ?と、ちょっと笑っちゃいました。(←失礼♪)
またお遊びにおいでくださいね!(^.^)/